ご挨拶

移り変わりの激しいモバイルインターネット業界ですが、最先端を切り開く一員としてそれがどういうことなのかを自分なりに解釈・翻訳してお伝えすることで、業界内外に関わらずワクワク感を共有できる人が増えると嬉しいです。

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深田浩嗣 Koji FUKADA

1976年京都生まれ、京都育ち。仕事を始めて東京に在住。

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2006年5月29日

Category [ ケータイ ]

NILSにて

NILSの中で、「Web2.0的広告」とは何か、というセッションがありました。そこで紹介されていたのはアフィリエイト、コンテンツマッチング広告、ブログ掲載保証型、RSS広告、の4種類でした。アフィリエイトはケータイでも進んで来ていますが、それ以外の手法についてはまだあまり登場して来ていません。

また別のセッションで、モバイルの広告市場の伸びについてのものがありました。ドコモのiモードご利用状況を見ると、2006年3月時点で平均して23.9PV/日あります。imode契約者数が約4600万なので、ドコモ全体のPV数は約11億PV/日、ということになります。FOMAとmovaの比率が半々で、FOMAユーザだけでみると45.2PV/日なので、徐々にこれが切り替わっていくことで単純に倍くらいのPV数にはなっていくのでしょう。

ただ、このFOMAユーザの平均PV数については、パケット料金定額制が導入されて以来ほとんど変化がありません。HSDPAの普及やワンセグの普及によって増えていくことが期待されますが、実際はどうなるのか。

KDDIはこういう数値を発表していないので、全体のPV数はわからないのですがEZwebの契約者数が約2000万、経験則的には半分くらいの利用なので約5億PV/日くらいでしょうか。この際Vodafoneは無視しますがそうするとケータイ全体でのPV数は多く見ても20億PV/日、と推定できます。

PCの世界において全体のPV数あるいは一人当たりの平均PV数/日と比較することで、広告市場の大きさの推定や1PVあたりの単価比較から見る媒体価値(と言い切ってしまって良いのかどうかわかりませんが)の違いがわかります。媒体の特性を知る上で知っておきたいデータです(調べておこう)

23:17 | | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年5月23日

Category [ ]

mixiミュージック開始

mixiミュージックが始まりました。現時点ではプレミアムユーザに対してのみの公開とのこと。6月中に全ユーザに対して公開されるということ(使うのはしばらく待つことにします)。PCだとクライアントソフトダウンロード型で、iPodの視聴データを利用できるのはうらやましいです。ケータイだとどうしても制限が多く、作れるアプリケーションの幅にも限りがあります。取得できるデータにも制限が多い。

すごくおもしろいイメージの湧きやすいサービスなので、こういうのは我々のユーザにも是非提供してあげたい。何か、いい方法はないかなあ。

21:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)


2006年5月22日

Category [ ケータイ ]

フォーサイドのMVNO

携帯新勢力来年デビュー フォーサイド、まず端末音楽配信 - CNET

フォーサイドがMVNOに参入するようです。今後、MVNO参入企業は徐々に増えてきそうです。単純に言えばキャリアから回線を仕入れて販売するという事業で、これまでのキャリアでは小さすぎて押さえられなかった市場に対し、ユーザニーズにきめ細かに対応していくことで価値を出していくというのが基本的な考え方になるかと思います。かつ、そのユーザに合わせた独自の販売ルートをしっかりと持っていること。

特に後者を押さえられている企業は、意外に色々な企業がMVNO事業で成功する可能性を持っているように思っています。「そんなちまちました市場は絶対キャリアは狙えへんやろ!」という切り口(といっても数十万のオーダーか)は結構あります。

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2006年5月19日

Category [ ぐっと来たニュース ]

グーグルとKDDI

KDDIとグーグルが提携--「ケータイでググる時代がやって来る」 - CNET

来ました。ケータイ検索に関してはコレというサイトがないものの、伸びているという話はそこここで耳にしていました。ここにきて、グーグル登場。果たしてどの程度のインパクトがあるのか。ケータイ検索だとウェブドゥ社のクルーズや、CAモバイル社のシーフティ、老舗のOH!NEW?(「おにゅー」と読みます。「おーにゅー」ではない。おーにゅーと呼ぶと今泉兄弟に怒られます)やiYappoなどが思い浮かびます。

絵文字やギャル文字に真剣に対応しないと本当に濃いケータイサイトにはなかなかたどり着けないかもしれませんが、検索で使い勝手が良くなるのは大歓迎です。これからどういう動きになってくるのか、楽しみです。

19:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)


Category [ 広告 ]

ヤフーの広告に対する考え方

ヤフー:「われわれの広告システムのほうが優れている」 - CNET

絞込みを出来るだけ細かくて柔軟性の高いものにしていき、その絞込みの中で一定数のリーチがあるようにしていくという考え方において、「そんな絞り込み方は他では出来ないよね」という要素をいかに持てるか?ネットを使う人が増えれば増えるほど・あるいは一人の人がネットを使えば使うほど、オンラインに蓄積されていく行動履歴が増えていきます。量と幅とどこを狙いますかということが今後のネット広告を商売にしようとしている企業の共通課題です。なにせどんどんグーグルはデータをかっさらっていっていますし普通に絞り込ませようとしてもなかなか勝てない。ソーシャルやコミュニティなど人間が絡む部分にに力を入れようとするヤフーの姿勢は、グーグルがかっさらいにくいデータを持たねばという姿勢の表れでしょうか。

ちなみにヤフーには「最高データ責任者」という肩書きを持つ人がいるんですね。

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2006年5月18日

Category [ 自社ネタ ]

大崎ゲートシティのサンマルクで。

大崎ゲートシティにサンマルクがあります。行って下さい。使ってください。

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↑ちょっとワクワクしながら使ってみている私。

サンマルクオリジナル携帯RSSリーダーを是非ダウンロードして下さい。ええ、是非。

23:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)


Category [ ケータイ ]

PCとケータイ

PCをメインに使うユーザとケータイをメインに使うユーザは似て非なる人たちです。よく外で話をする際にはショッピングの事例で説明することが多いのですが、PCをメインとするユーザ(このブログを読んでいる人は確実にこちらの層かと思います)はモノを買う時にはどちらかというとかなりきっちりと調べてから買うことが多いと思います。

メーカーのスペックや価格を比較することはもちろんですが、ユーザ評価やクレーム・不具合の有無なども頑張って調べようと思えば調べられます。あるいはそもそも欲しいものの抽象度が高い時、例えば母の日に何か送らないといけないよな、という時にも色々なサイトを見て買うものを選びます。僕自身も、PCでモノ買う時にはそうすることが多いです。いわば理性に訴えるイメージです。

一方ケータイの場合はそういう比較や調べることがそもそも非常に手間がかかるということもありますが、より個人に近いデバイスだということもあって、理性よりももっと本能に訴えるイメージが強い。使っている状況も、時間がないときであったり周りに比較対象がないケースが多いです。実はこの間の母の日も、当日に外出先で「あ、今日は母の日だ!何か送らないとな。でも今日は一日PCに触れないから忘れないうちにケータイから買っておこう」ということがありました。あるいは衝動買いに近い買い方です。

実際にPCとケータイを使う人たち自身も異なっていることが多いです。ケータイのヘビーユーザは、やはり今の20代前半から下の年齢層が多く、彼・彼女らにとってケータイでの文字入力は全く苦にならないという場合も少なくありません。また初めてメールやネットに触ったのがケータイ、という層でもあります。使い方の感覚は全く異なっていると言ってもいいかもしれません。

PCがメインで後からケータイに触った層と、ケータイがメインで後からPCに触った層と、使い方が異なってくるのは当然ですが、サービスとしてそれは今後どのような影響が出てくるのでしょうか?

18:45 | | コメント (0) | トラックバック (0)


Category [ ケータイ ]

PCとケータイ(2)

DeNA社が運営するサービス「モバオク」で、PCから出品検索が出来る機能が公開されています。検索をPCで行い、入札をケータイで行うというフローになっています。ケータイは月額課金型なので入札をケータイで行うというフローを外すことは出来ないという事情があるとはいえ、ケータイメインのサービスがPCに進出していく事例は今後も増えていきます。

PCメインのサービスがケータイ版を作るという事例はこれまでも多々ありました。ケータイをメインとするユーザとPCをメインとするユーザは文化が現状かなり異なっているので、あくまでPCサービスの補完という意味合い、PCユーザがのためのケータイサービス、という位置付けになります。

逆のパターンが今後増えていくとすると、ケータイユーザのためのPCサービスというものが増えていくことになります。例えばブログで言うと、ライブドアのブログはかなりケータイからの書き込みが多いようです。絵文字を多用している投稿者はケータイリテラシーが高いでしょうし、ケータイサイトに関する書き込みも割りと見受けられます。

PCとケータイ、両者の垣根はどんどん低くなってきている現状です。サービスのあり方もそれに連れて徐々に変わってきている気がします。

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2006年5月16日

Category [ 自社ネタ ]

Sweetマガジン。

Sweetマガジンを開始しました。ケータイ専用メールマガジン配信スタンドです。7年前、片岡と出会ったときに「ゆめみ亭」というチャットサイトを彼は運営していました。当時日本で一番大きなチャットサイトでした。初めてWebでサービスを提供するという体験を通じ、ネットの魅力に取り付かれたことをついこの間のように覚えています。

そしてその1年後に創業し、6年が経ちました。新たに、B2Cのサービスを今度はケータイで立ち上げました。当時の懐かしい気持ちを思い出しています。初心に返って、いいサービスを提供していく決意です。

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2006年5月14日

Category [ 個人的なネタ ]

PS3発売日決定(2)

先週はE3関連サイトに心惹かれていました。

どう見ても、Wiiおもしろそうです。あのコントローラを早く触ってみたい!とワクワクさせられます。半ば成熟したのではないかと思われている業界において、ああいったワクワク感を産み出すことが出来る任天堂という会社に敬意を表します。

ゲームとは一体何なんだ、任天堂が世に出したいものはそもそもどういうものなんだという問いかけを根本から繰り返した結果、こういうものが生まれてきたのだろうなと思いますが、その姿勢を常に持ち続け実施していくことは当事者であればあるほど難しいものです。そこを原点に立ち返れるのが彼らの強さであり、学ぶべき点だと感じました。

そもそも我々は何を世の中に提供していきたいのか?という問いかけを、常に自らにしながら仕事に取り組むという姿勢を持ち続ければ、企業規模や市場の成熟度に関わらず革新的なことが出来る。うーむすごい。

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2006年5月11日

Category [ 書評 ]

ベンチャー精神。

私は歴史小説が好きでよく読みます。最近、司馬遼太郎「翔ぶが如く」を読み始めたところなのですが、最初の数ページでとんでもないベンチャー精神にぶつかり、思わずのけぞってしまいました。

明治維新直後に、外国の法律を学んで日本に持って帰ろうと数名の維新政府の人間がフランスに渡航します。その中で唯一フランス語が話せる(と思って通訳として連れて来た)人間はなんと実はフランス語が話せない。日本ではフランス人と英語を話して会話をしていたのですが(この人は英語は出来た)、当時の日本人は英語もフランス語もわからないのでその区別がつきませんから、フランス人と話をしているのだからあいつはフランス語が話せるのだろう、ということで通訳として連れて来た。

しかし実は話せない。フランスに着いて周りの人間もようやくそれがわかり、本人も「実はフランス語が出来ない。しかし出来ると欺かなければ君たちはフランスに私を連れて行かず、私は洋行が出来ない。これも兵法である」と完全に開き直る。

・・・ぶったまげました。「国の法律を持って帰るのだ」というとてつもなく重要な使命を帯びながらも、「フランスに行きたい」という一心でだまくらかして同行をする。とんでもないベンチャー精神です。

さらには、他の同行者もこの彼の行動に対して「才略と度胸を高く評価した」となっています。これが評価される土壌があるというのもすごい。才略と度胸がある、と一生誉め続けた同行者もいたそうです。

そしてさらにたまげたのは、「この状態で法律を日本に持って帰るなんて不可能だ」という仲間に対して、この「才略と度胸」を持つ男は「それでも武士か。活眼さえあれば法は察することが出来る」と弱気を叱ったと言います。それに強く賛成の意を表した仲間もいたとのこと。本気で何とかなる・何とかすると思っていたのでしょう。

これぞベンチャー精神ではないでしょうか。最初の数ページ部分だけなので、結果ちゃんと法律を持って帰れたのかどうかまだわからないのですが、ともかくここまで読んだだけでも当時の時代の雰囲気というのがいかにベンチャーマインドにあふれていたのかがひしひしと伝わってきました。彼らの対象は、ビジネスではなく国を作るというもっと壮大なものだっただけに、余計にその勢い、必死さ、無茶苦茶さが際立ちます。この明治維新当時に自分がいたとして、果たしてこのようなベンチャーマインドを発揮できるのかどうか。当時の彼らと今の私は年齢もそう大きくは変わりません。歴史上の人物にも気持ちで負けないぞ、と思いを強くしました。

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2006年5月10日

Category [ ]

PS3発売日決定

PS3の発売日が11月11日と決まりました。価格は59800円。僕は実は小学生のファミコンの時代からずっとゲーム機には触り続けているのでこの辺のニュースは結構気になって見ています。任天堂の次世代機のコントローラはかなり衝撃的でしたが、PS3のコントローラにも6軸センサー(傾きなどを検知する)ついているのだと初めて知りました。

6軸センサーとは何か?加速度と角速度をそれぞれx、y、z軸について計測することが出来るセンサーです。つまりコントローラを前後上下左右に動かしたことや、回転や傾きを検知することができるようになります。CNETによれば振動機能はなくなったそうですが、地味に演出効果があるなと思っていたのでちょっと残念。

こういうセンサーはケータイにもついてくるだろうということでGPSと連動してより正確なナビ機能を搭載させたり、万歩計に使えたりという応用例がありますが、ゲーム機につくことで色々とおもしろいことができそうです。小学生の頃にコントローラをうまく動かせなくて思わずコントローラ自体を左右に振ってキャラを動かそうしたりしたことがありますが、それでキャラを動かせるようになるとより直感的な操作が出来る。3Dで世界観が実現されるようになると、その方がカメラの操作はしやすいかもしれません。今のアナログスティックでカメラ操作をするようなインタフェースは慣れないとちょっと使いにくい。

実際問題としてあまりゲームをやる時間がとれないのは残念ですが、進化していく様を見るだけでもとてもワクワクします。

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2006年5月 4日

Category [ 個人的なネタ ]

Amazon.com DVDトップセラー

ふと、調べていてAmazon.comのDVDトップセラー第1位がFinal Fantasy VII - Advent Children (2-Disc Special Edition) じゃないですか(5月4日14時時点。1時間単位の更新なのでもう1位じゃないかも)。アマゾン怖いよな~と思っていた矢先だったのでちょっと嬉しい。

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Category [ ]

アマゾン

今日は調査。

Amazon.comのForm 10-Kによると、2005年度の売上は85億ドル。そのうちアメリカで47億ドル(55%)、アメリカ以外で38億ドル(45%)の内訳となっています。傾向としては、アメリカ以外の売上が2003年度は38%だったことから見るとアメリカ以外での国での売上額が増えているようです。

商材別の売上構成もざっくりと書いてあります。Mediaが70%、Electronics and other general merchandiseが27%、Otherが3%。Otherには注釈が書いてあってこれは小売とは関係のない商売からの売上だそうです(ソリューションの提供など)。ここ数年の傾向としてはMediaの比率が2003年度は77%だったのが徐々にElectronicsの方が比率が高まってきている。MediaとElectronicsの区別が必ずしも明確ではないですが(ソフトウェアやゲームはMediaなのかな?)、日本でもこの傾向は強まっていくのでしょう。

日本市場での売上比率は10%だそうなので、2005年度はおよそ8億ドル、約1000億円の売上といったところでしょうか。Mediaの比率は海外だと77%となっているのでこれをそのまま当てはめるとしても、国内でのMedia販売額は約800億円と推測できます。書籍、CD、DVDなどが含まれているとしても、数百億円の規模で書籍を販売していることは間違いないと言えます(紀伊国屋は約1200億円とのこと)。

伸び率は2005年度でも20%ありますので、今後も順調に推移することを思うと(グーグルに対しても同じように思いますが)すごいやら怖いやら複雑です。

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2006年5月 2日

Category [ 広告 ]

広告費は増えるのか減るのか(4)

ここまで書いてきてふとタイトルが適切でないなと思いました。広告費→広告市場、という方がわかりやすいですね。

広告市場の今後の動向が、ネットによってどのような影響を受けるのかを考察するのが本テーマです。代表的な例としてグーグルの売上の内訳を見、おそらくはこれまで広告主とはならなかったような層が広告費を投じられるような環境が出来ることによって新たな市場が開拓されていくという増加要因と、一方で既存メディアへ投下される広告費は情報流通の効率化により下がっていく傾向にあるのではないかという減少要因があります。また、総広告費のGDPに占める割合は大きく変わらないという見方も一方であります。

書籍の市場の動向というのはそういう意味ではどうなっているのでしょうか?書籍市場の規模によると、2003年度で書籍市場は約9000億円、雑誌などを含めると約2兆円強となっています。全体としては減少傾向にある(7年連続前年比割れしているので、ネットの有無と関わらない傾向といっていいと思います)。アマゾンが出てきたことで、書籍市場は何かしら影響を受けているのでしょうか?その辺を少し調べてみようかなと思います。

(少し話はずれますが、「電子書籍市場」というものがあるようです。2002年で約10億円,2003年は約18億円,2004年は約45億円というように推移しているとのこと。ここでは、ケータイの占める割合が急速に伸びているようです。2004年度は、PDA・PCが33億円、ケータイが12億円とのこと。)

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2006年5月 1日

Category [ 広告 ]

広告費は増えるのか減るのか(3)

前回のエントリーのまま考え続けようとすると、ちょっと思考が煮詰まってしまったので違う角度から考えてみよう。

欧米各国の一人当たり広告単価を一人当たりGDPでプロットしたわかりやすい表を見つけた。これを見ると、アメリカの広告に対するお金の使い方というのは飛びぬけている。GDPにおける広告費の割合も2%強と、日本の倍以上である。逆に、それ以外の国で見ると大体1%前後である。各国の統計をくまなく調べたわけではないが、おおよそ広告に使われる金というのはGDPの1~2%程度なのだ、という見方も出来る。

その大まかな傾向があまり変わらないと(日本では20年間その傾向は変わっていない)すると、ネットが出てこようが総広告費はあまり変わらないのではないか、と思える。

もし総広告費が変わらないとすると、ネットによって引き起こる変化というのは情報の流れの効率化と再編成が行われるという質的変化が中心になるということでしょうか。これまでは既存メディアに頼る他に、大規模な情報流通を活用する手段はなかったのですが、それがネットによって質的に変わってくる。そうすると、もっと効率的に情報の流れを利用することが出来る。

これは完全に想像の世界ですが、既存メディアの位置付けやそこに投じるお金は当然見直さざるを得ない。質的変化が起こることで、これまでの広告主は同じ広告効果を得るために必要な金額が下がることになる。そしてこれまでは広告主となり得なかったような小さな単位でも広告主として参加することが出来るようになる。結果として、幅の広い広告主によりマッチした広告媒体を提供できるようになり、これまで測定のしようがないとされていた広告効果についてもそれが当たり前になってくる。

このあたりの話はよく言われることなのであまり新しい視点ではないですね。未来予想は楽しいですが、根拠が薄いのでちと弱い。これに比較できるような・根拠としてもう少し強く言えそうな実例は何かないかな?

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