Web2.0→真実の変遷、という捉え方。(2)
Web2.0以前の世界の真実はなんだったのか、誰の言うことが真実だったのか。人々は何から情報を得ていて誰の言うことを聞いていたのかということを考えると、いわゆるマスメディアになります。もちろんクチコミはありますがマスメディアを通じないクチコミの及ぶ範囲は(ネットがある現在に比べて)極めて限定的であったと言えると思います。
これが、Webが浸透していくことで徐々に変わってきている。Web2.0以後の世界では情報源がとんでもなく増えてしまいました。その結果、誰の言うことが真実なのか非常に混沌としています。ただ1つ人々が感じ始めているのが「マスメディアの言うことはこれまで真実だったが、これからはそうでもないのではないか」ということではないでしょうか。
今は過渡期にあるので、「じゃあWeb2.0以後の世界の真実ってなんなんだ」という問いかけにはまだ答えが出ていません。ユーザ一人ひとりが発信する情報に真実があるのか?ブログやSNSなどのCGMと言われるサイトを見た時に言える事は、「これまでになかった真実があるのは確かだ。しかし全てが真実というわけではない。」ということだと思います。多数のユーザによる評価サイトは真実なのか?「みんなの意見」は案外正しいというが、本当にそうなのか?仮想市場という考え方はどうだ?「全体としての意見はわかるが、自分にとっての真実かどうかは自分で決める」ということになりそうです。じゃあグーグルの検索結果は真実なのか?アマゾンのリコメンドは真実なのか?「それが真実だとするととっても怖いかもしれない」と言いたくなります。
まだしばらく、真実は変遷するのでしょう。どこに行き着くのか、あるいは真実はたくさんあるということが新たな真実になるのか。Web2.0以後の世界はこれから創られていきます。この世界における真実を見出し、自らの手に握ったものは大きな力を得ることになるかもしれません。この業界にいる身として、人々にとってより良い真実を提供できるような、そんな仕事をしていくことがゆめみのミッションです。そんな仕組みを指して「情報流通プラットホーム」という言い方をすることもありますが、それを作っていくということがゆめみが目指す方向です。
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