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移り変わりの激しいモバイルインターネット業界ですが、最先端を切り開く一員としてそれがどういうことなのかを自分なりに解釈・翻訳してお伝えすることで、業界内外に関わらずワクワク感を共有できる人が増えると嬉しいです。

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深田浩嗣 Koji FUKADA

1976年京都生まれ、京都育ち。仕事を始めて東京に在住。

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2008年06月26日 (木) 09:00

Category [ ぐっと来たニュース ]

2度目のiPhoneネタ:各自の意見から感じるスタンスの違い

以前のエントリで、iPhone売れないのではという印象を書いたのですが、色々な方の意見を見ていると拠って立つスタンスの違いを感じることがしばしばです。

僕はケータイユーザになるべく近い立場でモノを考えようとします。また別の方は、PCユーザとしての視点で話します。あるいはインターネットのサービスをよりよいものに進化させたいというような視点もあるかもしれません。そういうスタンスで言うと、僕自身の仮説としてはケータイユーザはiPhoneのようなイノベーションを求めていないだろう、ということになります。

iPhoneのイノベーションを肯定的に捉える人の多くはPCでネットを使いこなしている方々が多いのではないか、という印象を受けます。PCに慣れているとケータイの不便さが際立ちますし、あるいはキャリアなどによる構造上の様々な制限に違和感を感じることもあるでしょう。そうしたものを解決することが期待できるイノベーションとしてのiPhone、という捉え方をされているのかな、という印象です。もしくは極端な言い方をすればネット端末としてPCの方がケータイより優れている、というスタンスと言ってもいいかもしれません。

ケータイの未来像はPCにどんどん近付いていくという描き方をされているケースを時々見かけますが、ひょっとすると似たスタンスなのかもしれない、とも思います。

僕が違和感を感じるのはこの辺りの点でして、ケータイの未来像は決してPCに近付かない(近づけるべきでない)と思いますし、優劣があるようなものでもないと思っています。少なくともケータイユーザはそういう風には思っていないでしょう。iPhoneは、ケータイユーザに近いスタンスで作られたものであるという印象を受けないという点で、あまり売れるものにはならないというのが僕の意見です。

ケータイインターネット利用の現状は、これまで中心とされていたケータイをメインのネット端末として使うユーザに加え、PCをメインのネット端末としていたユーザがケータイに移行してきているという状況と僕は見ています。最終的にこれがどこに行くのか、しばらくは定まらない期間が続くと思いますが、プライベートなネット利用はその大半がケータイに移行するだろうと見込んでいます。その際にはおそらく、ケータイユーザとしてのスタンスを基盤とし、そこにPCユーザの風味を加えたようなサービスや製品が受け入れられるのではないか・・・?というのが今の僕の見立てです。ゆめみとしては、その辺りを見据えたモノ作りを考えていきます。




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