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移り変わりの激しいモバイルインターネット業界ですが、最先端を切り開く一員としてそれがどういうことなのかを自分なりに解釈・翻訳してお伝えすることで、業界内外に関わらずワクワク感を共有できる人が増えると嬉しいです。

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深田浩嗣 Koji FUKADA

1976年京都生まれ、京都育ち。仕事を始めて東京に在住。

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2009年07月07日 (火) 12:00

Category [ 個人的なネタ ]

失敗から学べるかどうか。

顧問に勧められまして、「ブラザーの再生と進化 」という本を読んでいます。2003年に販売された本と少し古いのですが、当時の会長である安井氏が自分が社長に就任してからの顛末を書いた本です。

ブラザー工業はモバイルの業界で言うと、JOYSOUNDのエクシング社の親会社に当たります。このエクシング社、もともとはブラザー工業で1986年に実施された「TAKERU」というサービスでの失敗を糧に始まった会社だそうです。TAKERUというのは店頭設置型の通信端末で、ISDN回線経由でソフトをダウンロードでき、その場でフロッピーなどに落として買ってもらうという仕組みのサービスだったそうです、なにせ時期が早すぎて当時は大失敗だったとのこと。

ただ、通信回線経由でソフトウェアを配布するというアイデアが1992年に通信カラオケにつながり、それがモバイルコンテンツ配信にもつながったということで、エクシング社は現在大成功している、というお話です。

最初の大失敗から6年後に同じアイデアを活かすことができる。そういう会社は強いなと思いました。バランスが難しいところですが、財務的な意味での失敗が許容できる規模の会社だと金銭的には失敗を次に活かせる可能性がありますが、逆にその許容感が真剣味に水を差すことはあるでしょう。一方でベンチャー企業のような財務的に余裕のない・あるいはその事業を実施することにのみ投資がなされている規模の会社の場合、失敗するとそこで終ってしまうわけですがその分必死になる。

両方のうまい部分をとろうとすると、たとえば投資する側の立場が失敗を次に活かすようにアイデアの時期や再利用性を見極めたり、失敗から学べる「人材」に投資をするという考え方を持ったり、そういう観点があるといいのかなと思ったりしました。




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