日経ネットマーケティングフォーラムにてパネルディスカッション。
今日は、日経ネットマーケティングフォーラムにてパネルディスカッションをしてきました。最近外で話す機会が連続してます。今回は、本イベントの後援ということでMMSA理事長の立場で機会を頂戴しました。”個客”データを生かしたサイト改善の勘所、というタイトルで、ANAの高柳さん、楽天の清水さんがパネラー、モデレータはロフトワーク林さんという顔ぶれ。アクセス解析が主なテーマな内容だったのですが、僕だけプレイヤーではなくざっくりと「モバイルではどうでしょう」的なコメントをする立場だったので、林さんはやりにくかったのではないかと思うのですが、しっかり仕切って頂けたので助かりました(ありがとうございます!)。
モバイルの領域で見てみると、アクセス解析をサイト改善にしっかりとつなげていくというような流れはPCと比べるとまだ歴史は浅いなという気がします。あるいはノウハウが表に出てきていない、標準的な手法がまだ定まっていないということかもしれませんね。PCほどサイト数やデータ量が全体としてまだ多くはないということもあるように思います。逆に、しっかりとフォーカスを当てていかないといけないですね。
今日のディスカッションで「あれ?」と思った箇所が1つあって、それは最後の方で「データを見る目を養うために気をつけていることは何かありますか?」という話題についての時でした。私自身としては、そのデータをどのように活かすべきかを考える上で大事にしていること、というように質問を解釈して、「ユーザ視点で考えることですね」という答え方をしました。ユーザの立場にたってそのサイト・サービスを使ってみた時にどう思うのか、という意図なのですが、「必ずしも作り手が完全にユーザの立場に立つことが出来るわけではないのでは」という意見が林さんから出てきた時に「あれ?」と思ったんですね。
会場の方の感覚を慮ってもろもろ重々ご承知のうえで敢えてそういう問いかけをなさったんだと思うのですが、その違和感を帰り際にもずっと色々と考えていて、やっぱり自分なりの結論としては作り手はユーザ視点に立つことについて、少なくともその努力は最大限継続しなければいけない、ということでした。100%は確かに難しいとはいえ、僕は実ユーザとは違うのでユーザ視点は持てません、ということはWeb担当者は言ってはいけないことな気がします。少なくとも、ゆめみはモノを作る会社としてはそこは外さずにずっとやっていきたいですね。
ともあれ、今日は皆さんありがとうございました!
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コメント
深田さん、こんばんは。ロフトワーク林です。パネルディスカッションお疲れさまでした。普段あまり触れることがないモバイルの状況を教えてもらい、モデレーターやりながらとても勉強になりました。
さて「ユーザ視点」の件、私の言葉が足りず違和感を抱かせてしまったようですみません!ユーザ視点でサービスを設計すること、これはとても大切でそれに異議を唱えるつもりはありません。
ただ、どれだけサービス企画者がユーザ視点にたって設計しても、それはまだ「主観」であるという認識も忘れちゃいけないのかなと思ったのです。だから定期的に、本当のユーザに問うプロセス(例えばユーザビリティテストを実施する)を組込み、自分の設計とユーザの実態がどれくらいズレているか、それを意識することも大切なのかなと思ったのです。
深田さんと言っていることは同じなんじゃないかなと思っていますがいかがでしょう?
Posted by : chiaki | 2010/07/15 0:10:49
林さん、コメントありがとうございます!!
おっしゃるとおり、主観「だけ」で判断しちゃっては独りよがりで終わってしまいますね。データでそれを裏付けるという作業は当然に実施しなければいけないことだと思います。結局はPDCAをどう回すかということになりますが、仮説を立案するフェーズでは設計者がどれだけユーザ視点に立てるかが、いい仮説に当たるアプローチだと思いますというのが僕の意見で、林さんの意見はその検証においては客観的なデータに基づいてやりましょうということですね。
これを組み合わせてやれればベストな気がします。
そういう意味ではイメージしていたことは結局は近いところでしたね。
理解が深まって良かったです!
ありがとうございます。
Posted by : ふかだ | 2010/07/15 8:51:15